PL 第14節 vs. Aston Villa
だいたい試合の展開が予想できるようなチームになってしまったなー。
スタメン
展開
サー・ファーガソンの見守る中キックオフ。
スタートから拮抗した展開が続き、ボールを保持するだけでゴールに向かえないユナイテッドとパス精度に欠きボールを奪われるビラという、なんともプレミアレベルではないようなプレーが続く。
7分、ハリー・マグワイアがドリブルをしている相手をがっしりキャッチしてイエローカード。初めてこんなマグワイアを見たかも。
11分、さっそく先手を取られる。ノリノリのジャック・グリーリッシュが右サイドをぶち抜いたアンワル・エル・ガジからボールを受け、アンドレアス・ペレイラを少しずらしてペナルティエリア外からコントロールシュート。ボールはゴール右隅に吸い込まれ、スーパーショットが決まった。何となく予想できてしまったのがつらい。
28分にはコーナーのこぼれ球を深くまで持ち込んだグリーリッシュが中へ折り返し、わちゃわちゃした後トレゼゲがゴールネットを揺らすもグリーリッシュがオフサイドの判定。やはり流れはビラの方に傾きつつあった。
しかしそこで点を取れなかったのが仇となったか、だんだん試合は拮抗した展開になっていく。
41分、ショートコーナーをうまく使ったユナイテッド。ペレイラのピンポイントクロスに頭で合わせたマーカス・ラシュフォード!
GOOOOOOOOOOAL! @MarcusRashford heads #MUFC level!#MUNAVL 1-1 pic.twitter.com/RiOCiBPUQP
— Manchester United (@ManUtd) 2019年12月1日
この時間帯に追いつけたのは非常に大きい。って、ホームで圧倒するはずだったんだけどねー。
前半はこのまま終了。
後半も交代なし。
62分、ブランドン・ウィリアムズの積極的な攻め上がりから、一度はワンツーを奪われるものの粘って逆サイドにフレッジがボール供給。ワンタッチで強烈なシュートをお見舞いしたのはAWB!GKトム・ヒートンにブロックされたものの、両SBがここまで上がってきているのは素晴らしい。この攻撃を続けていければ今後もいい試合ができるのではないだろうか。
と思った次のコーナーキックで試合が動く。再びショートコーナーを使い、フレッジのクロスはDFの頭に当たりうまいことファーポストへ。待っていたのはヴィクトル・リンデロフ!!
YESSSSSSSSSSS! @VLindelof heads home at the back post and #MUFC lead 2-1!#MUNAVL pic.twitter.com/xC5y0Rf8o9
— Manchester United (@ManUtd) 2019年12月1日
珍しくセットピースから2得点。このリードをさらに広げに攻勢に出よう!
ズッコケ64分失点。コーナーから一度後ろに戻し、横パスからマット・ターゲットのふんわりとしたクロスにタイロン・ミングス。あーあ。
77分にはフレッジとアントニー・マルシャルの関係からマルシャルがループも枠外。普段のマルシャルならこういうの決めそうなんだけど。
リンガード、ショー、緑木を投入するも、その後はこれといったチャンスを作れずゲームセット。
相変わらずひどい内容だった。開幕戦の時に感じたワクワク感が全く無く、日に日にOGSの解任の足音が着々と大きくなっている。てか、そうじゃないと困るし、何ならオーナーも全とっかえしないとこのクラブの悪夢は醒めないだろうね。サー・アレックスはどんな気持ちでこの試合を観ていたのだろうか。一ファンとして、また名将として思うところはたくさんあるだろうけど、何か変化を起こさなければいけないとは思っていてほしい。
OGSが戦術家として劣っているのは明白だとして、最近はモチベーターとしての役割でさえ果たせていないのが残念。オールド・トラフォードのベンチはさぞ座り心地がいいんでしょうね。
最近は引き分けてもびっくりしなくなってきちゃった。どうせなら、中途半端にいい試合するよりモウリーニョ・スパーズとペップ・シティにフルボッコにされる方がチームの未来のためになるかもしれないね。