ユナイテッドサポ大学生の雑記

マンチェスターユナイテッドを応援する一大学生が試合やチーム情報、ニュース、日々感じたことを気ままに書くブログ。プレミアが好きな彼女がほしい。

PL 第16節 vs. Man City (A)

エティハドで痺れるダービー。

スタメン

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(サブ:ロメロ、ウィリアムズ、トゥアンゼべ、ヤング、ペレイラ、マタ、緑木)

 

展開

昨シーズンはダブルを喫しているダービー。エティハドでの勝利の記憶と言えばポール・ポグバクリス・スモーリングが2点差をひっくり返した17/18シーズンが新しいが、胸アシストのアンデル・エレーラ、輝きを見せたアレクシス・サンチェスはチームを去り、ポグバは怪我、スモはレンタル移籍と時の流れの速さをを感じる今日この頃。

シティは4-3-3。ユナイテッドと同様に怪我人を多数抱えて満足にはメンバーを組めない中、本職ボランチフェルナンジーニョをCBに置き、調子がいいマーカス・ラシュフォードを抑えるためのキーとなるRSBにはイングランド代表SBカイル・ウォーカーが起用された。

試合は開始からシティがボールを保持してユナイテッドはカウンターの機会をうかがうという大方の予想通りの展開になったが、深いところまで侵入させない守備がうまくいき決定機を作らせない。

8分、ハーフライン付近でフリーになったジェシー・リンガードがラシュフォードに預け、そのままランニングしてもう一度裏で受けて左足もエデルソンの好セーブ。

13分、ベルナルド・シウヴァが右サイドでボールを受けてダビド・シルバと技ありワンツーで抜け出して中にクロス。ガブリエウ・ジェズスのシュートはスライディングで防いだヴィクトル・リンデロフの手に当たったようにも見えたが主審のお咎めは無し。やはりケビン・デブルイネ、ダビド・シルバの二人に両WGが絡むと恐怖

19分に試合を動かすプレーが生まれる。中盤で3人を引き付けたフレッジからリンガードにボールが渡り、左のラシュフォードがフリーでボールを持ち出してペナルティエリアに侵入。ベルナルド・シウヴァが後ろからタックルに行きラシュフォードは倒されるも試合続行。しかしボールがタッチを割ったタイミングでVARチェックによりPKの判定に!

リアルタイムで目を伏せて祈りをささげた自分の前で、モニター越しのラシュフォードが冷静にGKの逆を突きゴール!!!!!!!うひょー!

 狙い通りの展開で、アカデミー出身の生え抜き10番が今季プレミア10ゴール目を獲得。

26分、ダン・ジェームズの爆速ドリブルからアントニー・マルシャルに捨て身のパス。右に流れたマルシャルからファーで待っていたラシュフォードがコントロールショットもバー直撃!調子の良さが前面に出ている。

28分、デヘア神からのフィードのこぼれ球をマルシャルがキープ、一度は縦パスが捕まるものの右のジェームズとの関係でペナルティエリアでボールを受けて左足一閃!!!!!ひゃっほううう!!

 ジェームズの喜びようと、スタンドで微笑みを浮かべるサー・アレックス・ファーガソンを見てうるっときてしまった。サーのためにも、ユナイテッドの復活の時が近いことを祈るばかり。

33分はシティに決定機。中盤で持ち上がったロドリからボールを受けたダビド・シルバが遠目から力のあるミドルを放つも神の正面。

その後2度の直接FKなど危ないシーンを耐えて前半終了。ユナイテッドは7本のシュートのうち5本が枠内、対するシティは12本のうち2本のみという内容になった。

 

後半は両者交代なしでスタート。

55分、流れの中から最大のピンチが訪れる。ゴール前のわちゃわちゃからフレッジがボールを失い、ロドリはフリーのデブルイネにパス。ああ、あかんと思ったらシュートをリンデロフが決死のブロック!DAZNで解説の戸田さんがおっしゃっていた通り、一点物のプレーだった。

57分にシティにアクシデント。ジョン・ストーンズが筋肉系のトラブルでニコラス・オタメンディと交代。早い回復を祈ります。

64分にも大ピンチ。相手の左サイド深い位置からアンへリーノ→デブルイネと繋いで最後はロドリがパンチのあるロングシュート。でも、残念そこはデヘア神

直後にも攻め込まれる。スターリングの絶妙なクロスに飛び込んだのはベルナルド・シウヴァに代わって入ったばかりのリヤド・マフレズ。しかし、しっかりとマークについていったルーク・ショーが体を入れてシュートを打たせない。

66分、緩めの横パスをクリアし損ねたアンへリーノからボールを奪ったジェームズが中にボールを運び逆サイドのリンガードへ。リンガードは縦に持ち込んで左足でクロス性のシュート!しかしこれはエデルソンの好守に阻まれる。

 

こんなことをクローズアップするのがバカバカしい限りだが、直後のコーナーキックに向かったフレッジに対してシティのファンがペットボトルやライターを投げるというあってはならない事件が発生。フレッジに対しては、試合中にサポーターによる差別的ジェスチャーがあったともシティの公式サイトで発表された。

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https://www.dailymail.co.uk/sport/football/article-7767597/Manchester-City-fan-makes-monkey-noises-gesture-Manchester-United-midfielder-Fred-derby.html

落下物がぶつかり首を抑えるフレッジに対してブーイングを送るサポーター。ダービーに水を差した。

 サッカーに人種やスキンカラー、信条の問題を持ち出すのは、たとえ同じチームを応援する同士の間であっても言語道断。より厳しい処罰を検討しないと被害者を増やすこととなるので、今後のサッカー観戦の在り方を考えるきっかけとなってほしいと思う。

 

試合は再開され、74分にマルシャルに代えてアンドレアス・ペレイラ投入。このあたりの控えの選手層にはやはり不安が残る。

逃げ切りを図ったユナイテッドだったが、85分にデブルイネのコーナーからオタメンディのゴリゴリヘディングで失点。エティハドのボルテージが一気に上がって嫌な空気に。

86分にペップは司令塔ロドリを代えてイルカイ・ギュンドアンIN。

88分に2枚代え。アシュリー・ヤングを足をつったルーク・ショーアクセル・トゥアンゼべジェシー・リンガードと代えて5バックに。この交代の前から守り切るのかある程度攻撃の手を残して戦うのかの意志疎通が図られていなかった印象があったので、ちょっとこの判断は遅かったのかとも思う。

ラストプレーではジェームズに競り勝ったデブルイネが持ち上がり、ふんわりクロスにギュンドアンのシュートも気迫の守備でゴールを割らせない。

このままタイムアップ!最後の最後まで集中を切らさなかったユナイテッドがシティに競り勝ち、対トップ6今季3勝目を貴重なエティハドスタジアムで挙げることとなった!!

 

 

感想はたくさんあるので次の投稿へ!

PL 第15節 vs. Tottenham (H)

ユナイテッドというチームとして、また選手としてかつての恩師に意地を見せられるか注目が集まった好ゲーム。

スタメン

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展開

昨シーズンはアウェーチームがそれぞれ勝ち点3をあげたこのチーム同士の対戦。ユナイテッドは怪我明けのスコット・マクトミネイ、ジェシー・リンガード、アシュリー・ヤング、メイソン・緑木が前節に変わってスタメン起用された。形はいつもの4-2-3-1。

対するモウ・スパーズはムサ・シソコが務めていたRWGを本職のルーカス・モウラに戻し、同じく4-2-3-1のがっぷりよつで臨んだ。

 

開始直後からインテンシティーの高いプレーが目立ち、特にユナイテッドのらしくないハイプレス(笑)がスパーズにスペースを与えず守備陣を苦しめる。味方との距離感も近く、特に前4枚+両ボランチの連携で奪ったボールを素早く攻撃につなげることができていた。

6分、早々に先制点が決まる。フレッジの縦パスは一度相手に当たるが、セカンドボールを拾ったリンガードがペナルティエリア近くに侵入。潰されながらも後ろに技ありのパスを通し、これを受けたラシュフォードが右足一閃!!!

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https://thebusbybabe.sbnation.com/2019/12/4/20995868/player-ratings-manchester-united-2-1-tottenham-hotspur

ニアに早いボール、キーパーの手前でバウンド。10番のお手本のようなシュートで見事にユナイテッドが先手を取った。

22分には緑木がリンガードの落としをダイレクトで枠内に飛ばすもパオロ・ガッザニガの好セーブに阻まれる。緑木もここまでCFとしての起用に応える働き

24分、ラシュフォードがフリーで受けてペナルティエリアの外からパンチのあるミドル。これもガッザニガの手に当たってバー直撃。外れはしたものの今日のラッシーはノッてる。

マクトミネイの復帰とリンガードのスペースで受ける動き、ラシュフォードのコンディションの良さが合わさって30分くらいまでユナイテッドが試合を完全に支配する。守備もフレッジの鬼プレスとマクトミネイ、ハリー・マグワイアのフィジカルを活かしてスパーズの攻撃陣に仕事を全くさせなかった。このペースで90分は持たないとしても前半は先手を取った状態のまま終わらせたいと思っていたが、スパーズの底力がそれを許さなかった。

39分、左サイドからのクロスが流れてオーリエがライナー性のボレー。一度はデヘア神が防ぐも、こぼれ球をデレ・アリが素晴らしいトラップで反転してまたしてもボレーをお見舞いする。ボールはゴール左隅に吸い込まれ、ゲームは振り出しに。

ここまでほぼチャンスらしいチャンスを作らせていなかったユナイテッドだったが、一度のチャンスをアリに沈められてしまった。このゴールに関しては誰が悪いわけでもなく単にトラップがワールドクラスだったかな。アリはモウが就任してからスパーズの欠かせないピースになっている。ソンやケインが自由にプレーできるのはトップ下の位置もボランチで球出し的な役割もできるアリがいるからだと思うし、つくづくいい選手だなー。ヤング先生も昔は抑え込めたんだけどね。

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https://metro.co.uk/2017/10/29/ashley-young-absolutely-destroys-dele-alli-during-manchester-united-v-tottenham-hotspur-7035682/

これでスパーズは少し試合を進めやすくなり、対するユナイテッドはハイペースで進めていた前半の付けが回ってきそうな時間帯に攻めにいかなくてはならない展開に。

前半はこのまま終了。シュート数は2倍以上の8本とトータルでは攻めの時間帯が長かったユナイテッドだったが、リードを保って折り返しとはいかなかった。

 

後半は両者メンバーチェンジなく開始。ベンチワークも試合のカギを握りそうな感じ。

喉から手が出るほど欲しかった追加点はあっさり決まる。48分にラシュフォードがペナルティエリア内に鋭いドリブルで侵入。ついていったシソコはたまらず足をぶつけてしまいPK獲得。これを自ら沈めて2-1と勝ち越し!!!うちのチームのPKはドキドキする(笑)

その後しばらく拮抗した状態が続くが、ユナイテッドは集中した守備で相手に主導権を渡さない。

64分にスパーズはモウラに代えてクリスチャン・エリクセンを投入。今シーズンくすぶっているが、この選手にやられた記憶はたくさんあり怖い選手。

67分、フレッジ→緑木→リンガードとつないで最後はジェームズ!コントロールされたシュートは少しコースが甘くなりガッザニガの手中へ。

75分頃からはスパーズの攻撃を耐えるユナイテッドという構図に。ここで逃げ切れないのが直近のユナイテッドの課題なので今日は違うというところを見せてくれ!

80分に緑木OUT、ペレイラIN。また87分にルーク・ショーをリンガードに代えて逃げ切りを図る。

83分にはエリクセンのえげつないサイドチェンジからセルジュ・オーリエの弾丸も、シュートコースが限定されているデヘア神には問題なし。

 

ラストプレーはAWBの痛快なタックルで終了!注目の新旧指揮官対戦1stラウンドはユナイテッドに軍配が上がった。

 

感想

一言で表すなら、使える選手の中で一番噛み合わせのいいチョイスを選び、それぞれの選手が自分のベストを尽くし、エースが仕事をするという簡単そうで難しい条件をクリアできた一戦だった。一言じゃないけど。

守備に関しては両CBと右サイドは安定しており、チャンスの芽を次々とボランチが摘んだおかげでハリー・ケインには全く決定機を作らせず。ヤングのサイドはぶち抜かれていたけど、悪くはなかったかなー。

攻撃面もプラス要素の多いゲームだった。ラシュフォードはもちろん、リンガードが特に輝いていた印象で、上手いこと前線3枚の連動性のタクトを振っていた。緑木も惜しいシュートを放つなどCF(ST気味かな?)でもいいプレーができることを証明してた。ジェームズはラシュフォードのおかげで左重心になっていたこともあり少し存在感が薄かったけど、今後必ず必要になるシーンは出てくるし、守備面で爆速プレスをかましてくれていたので相変わらずかけがえのない存在。

マクトミネイもいるといないとで明らかに違ったけど、やっぱり俺はフレッジが大好き。

 

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https://www.planetfootball.com/trending/fred-had-a-shot-so-bad-it-actually-went-backwards-but-he-was-brilliant/

見てこれ、手とかかわいいやん。

 

縦パスつかまりまくっていたのは「なんでやねん」だったが、あそこまでプレッシャーをかけ続けてボールを散らしたり保持できる選手は長い(今も続いているけど)低迷期にはいなかったタイプで、現代サッカーにユナイテッドが今後適応していくうえで間違いなく必要だと思う。戦線離脱中のポール・ポグバが復帰したときどんな並びにできるかという嬉しい頭痛の種をOGSに与えている。やっぱりトップ下ポグバ、両ボランチにマクトミネイとフレッジが見てみたいかな。でも3人とも推進力があるから悩ましい。リンガードがいいプレーをできていたこともあるしね。

 

次節はダービー、いい加減負けるのはこりごりでい!期待させといて…ってならないように、LSBのチョイスには慎重になってけろ。ほいじゃ。

 

 

 

 

PL 第14節 vs. Aston Villa

だいたい試合の展開が予想できるようなチームになってしまったなー。

 

スタメン

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展開

サー・ファーガソンの見守る中キックオフ。

スタートから拮抗した展開が続き、ボールを保持するだけでゴールに向かえないユナイテッドとパス精度に欠きボールを奪われるビラという、なんともプレミアレベルではないようなプレーが続く。

7分、ハリー・マグワイアがドリブルをしている相手をがっしりキャッチしてイエローカード。初めてこんなマグワイアを見たかも。

11分、さっそく先手を取られる。ノリノリのジャック・グリーリッシュが右サイドをぶち抜いたアンワル・エル・ガジからボールを受け、アンドレアス・ペレイラを少しずらしてペナルティエリア外からコントロールシュート。ボールはゴール右隅に吸い込まれ、スーパーショットが決まった。何となく予想できてしまったのがつらい。

28分にはコーナーのこぼれ球を深くまで持ち込んだグリーリッシュが中へ折り返し、わちゃわちゃした後トレゼゲがゴールネットを揺らすもグリーリッシュがオフサイドの判定。やはり流れはビラの方に傾きつつあった。

しかしそこで点を取れなかったのが仇となったか、だんだん試合は拮抗した展開になっていく。

41分、ショートコーナーをうまく使ったユナイテッド。ペレイラのピンポイントクロスに頭で合わせたマーカス・ラシュフォード

 この時間帯に追いつけたのは非常に大きい。って、ホームで圧倒するはずだったんだけどねー。

前半はこのまま終了。

 

後半も交代なし。

62分、ブランドン・ウィリアムズの積極的な攻め上がりから、一度はワンツーを奪われるものの粘って逆サイドにフレッジがボール供給。ワンタッチで強烈なシュートをお見舞いしたのはAWB!GKトム・ヒートンにブロックされたものの、両SBがここまで上がってきているのは素晴らしい。この攻撃を続けていければ今後もいい試合ができるのではないだろうか。

と思った次のコーナーキックで試合が動く。再びショートコーナーを使い、フレッジのクロスはDFの頭に当たりうまいことファーポストへ。待っていたのはヴィクトル・リンデロフ!!

 珍しくセットピースから2得点。このリードをさらに広げに攻勢に出よう!

ズッコケ64分失点。コーナーから一度後ろに戻し、横パスからマット・ターゲットのふんわりとしたクロスにタイロン・ミングス。あーあ。

77分にはフレッジアントニー・マルシャルの関係からマルシャルがループも枠外。普段のマルシャルならこういうの決めそうなんだけど。

リンガード、ショー、緑木を投入するも、その後はこれといったチャンスを作れずゲームセット。

相変わらずひどい内容だった。開幕戦の時に感じたワクワク感が全く無く、日に日にOGSの解任の足音が着々と大きくなっている。てか、そうじゃないと困るし、何ならオーナーも全とっかえしないとこのクラブの悪夢は醒めないだろうね。サー・アレックスはどんな気持ちでこの試合を観ていたのだろうか。一ファンとして、また名将として思うところはたくさんあるだろうけど、何か変化を起こさなければいけないとは思っていてほしい。

OGSが戦術家として劣っているのは明白だとして、最近はモチベーターとしての役割でさえ果たせていないのが残念。オールド・トラフォードのベンチはさぞ座り心地がいいんでしょうね。

 

最近は引き分けてもびっくりしなくなってきちゃった。どうせなら、中途半端にいい試合するよりモウリーニョ・スパーズとペップ・シティにフルボッコにされる方がチームの未来のためになるかもしれないね。

UEL グループステージ 第5節 vs. Astana (A)

若手のプレーが見られる!と意気込んでいたカザフスタンでのヨーロッパリーグ第5節のレビュー。

スタメン

 

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 (サブ:コバール、テーラー、メンギ、ガルブレイス、ピグマル、ラマザニ、メラー)

 

試合展開

決勝トーナメント進出を決めている+カザフスタンでのアウェー戦+週末のリーグ戦への準備という条件のもと、怪我明けのルーク・ショージェシー・リンガードとリー・グラント以外はアンダー世代のメンバーが帯同した。すでにトップチームデビューを果たしているメイソン・緑木、アンヘル・ゴメス、タヒス・チョン、ジェームズ・ガーナー、アクセル・トゥアンゼべ以外の3人とグラントはトップでの初出場となった。

開始からユナイテッドが押し込む展開に。CBのバーナードもいいパス出してるし、RSBのレアードはドリブルでの果敢な攻撃参加が好印象。普段プレーしているチームメイトが多いからか、組織的な組み立てからシュート数を増やしていく。

10分、幸先よくユナイテッドが先制。ペナルティエリアギリギリでボールを受けたリンガードがツータッチで力の抜けたミドル!ゴール右隅にゴラッソをねじ込んだ。もういいかげんワンダーボーイじゃないんだから、ブランドばっかり力入れてないでこういうシュートを増やしてくれー。

 

しかし縦パス一辺倒になってきたユナイテッドに対し、徐々にアスタナが守備のブロックを構築してボールを奪い、鋭いカウンターからゴールに迫るシーンが増えてきた。ここらへんで戦術を変えられる監督ではないので、ワンチャンスをものにして2点差になってからペースダウンできれば理想だったのだが。。。

シュート数で圧倒したものの、その後は決定機を作ることができず前半は終了。

んー、あんまりやる気が感じられないというか、特にトップチームでの経験がある選手から「スタメンを奪ってやるぞ!」っていう気概がほとんど感じられない。わざわざ観に行ったサポーターがちょっとかわいそうだなと思った。

 

後半もメンバー交代なし。

53分、ビッグチャンス。ショーが相手陣内深くまでに踏み込んでいき、ゴメスとワンツーから中に折り返し。ドフリーで待っていたチョンのシュートはバーの上に浮かしてしまう。この試合だけ見るとチョンはあまり輝けていなかった。当初の期待感に実力が伴っていない印象がり、新規契約もサインを拒否しているようなので今後の雲行きが怪しいかも。

チャンスの後にピンチあり。54分に右サイドを崩され、ペナルティエリア内のマークを緩くしていたショムコに振り向きざまに素晴らしいシュートを決められ失点。ドリブラーに3人もついていって中で2枚フリーになっていたのが謎だったし、後ろからランニングしてきた選手のマークの受け渡しもできていなかった。シュートうまかったけどね。

61分、アスタナに追加点。今度は左サイドでパスワークからフリーになったルカヴィナがクロス。マークの枚数は足りていたけど、投げ出したバーナードの体に当たってゴール。攻勢に出ていたアスタナが試合をひっくり返した。

前線3枚+両SB+シャドーが攻撃参加しているので、質のいいカウンターを食らった時にどのようにして守るかが共有できていないと少ないパスで深い位置まで運ばれてしまう。ボランチが気の利くタイプならマーカーの受け渡しに苦労しないんだろうけど、割と無責任にマーク離したりとかしていたので、普段のプレーレベルではごまかせていたところが浮き彫りになっちゃったような。この試合で色々感じてくれていたら、それはそれでいいのかもしれないけど…

65分にチョンに代えてCFのドマーニ・ブハイル=メラーを投入。1トップ気味だった緑木をウィングに据えて得点を狙う。

その後も押し込まれていたが76分、ペナルティエリア近くでゴメスが直接FKを枠に飛ばすも相手GKエリクのファインセーブ。

77分にもチャンス。これまた左サイドのゴメスからいいクロスが入り、緑木がうまく合わせてファーにシュートを放つもまたまたエリクに阻まれる。

83分にラージー・ラマザニ、89分にイーサン・ガルブレイスを投入も試合はそのまま終了。若手にとっては苦い敗戦、アスタナにUEL初勝利を献上する形になった。

 

良かった点としては、試合を通したショーと前半のレアードのプレー、ゴメスがネクスト・マタっぽく見えたこと、緑木のテクニックくらいかな。ゴメスはもっとプレー機会が増えてもいい気がするけど、トップ下よりウィングが適正ポジションとなると今のユナイテッドのサッカーには合わないのかもなー。

あと、CBも割と見ていて頼もしかった。バーナードはプレーをほぼ初めて見たけど安定感とボールの扱いがうまい現代版のCBで、調子のいい時のリンデロフと似てるなと思った。オウンゴールもアンラッキーだったから、めげずに頑張ってほしい!

気になったのはボランチとチョン。レヴィットはU-23では生粋のプレーメーカーという印象があったけど今日はあんまり試合に絡めていなかったし、ガーナーは意外とプレが人任せだなって感じだった。この一試合だけで見切ってしまうのはあまりにも忍びないので、次のチャンスで挽回してくれることを期待してます。

 

オーレのリアクション

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素晴らしいスタート
間違いなく、私はポジティブにとらえている。結果は残念だが、試合の入り方はファンタスティックで、選手たちは試合をコントロールし、素晴らしいゴールを決めた。2失点後の反応も良かった。ただ、重圧を感じた10分間は、それまでのようにボールを保持できなかった。そこが残念。

 

デビュー選手に感心
ピッチに立たせるまでは、十分な力量を持っているかわからない。今日フルデビューを飾ったイーサン(レアード)、ディショーン(バーナード)、ディラン(レヴィット)はエクセレントだった。(オウンゴールは)彼(バーナード)が唯一ミスした部分。ミスでなかったとしても、フットボールでは起こるもの。彼は素晴らしかった。

 

今後
AZ戦に勝って、首位でグループを通過したい。次の試合は、今日の試合で良いプレーをした選手を加えたメンバーになるだろう。ホームゲームだし、移動もなく、今回よりも楽にやれる。次はファーストチームの数選手も出場するだろう。

PL 第13節 vs. Sheffield United (A)

心をかき乱されたシェフィールドユナイテッド戦のポストレビュー。

 

スタメン

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(サブ:グラント、ヤング、トゥアンゼベ、リンガード、マタ、ガーナー、緑木)

 

試合展開

 開始直後はユナイテッドがボールを保持していたが、15分ころから徐々にシェフィールドのハイプレスがハマり、またユナイテッドの選手の相変わらずの連動性のなさから縦パスを奪われて守備一辺倒という感じに。マルシャルは孤立すると徐々に降りてきてしまうことが癖としてあり、ユナイテッドがDFの裏を使えなくなってきてから余計に中盤が狭くなってプレスがハマる。。。という負のスパイラルに陥り、イージーパスミスが目立ち始める。

19分、再三チャンスを作っていたシェフィールドが先制。DFラインからのロングボールに抜け出したムセがカバーに回っていたフィル・ジョーンズをフィジカルで吹っ飛ばしてペナルティエリアに侵入しクロス。中で待っていたランドストラムのシュートはデヘア神に阻まれるものの、詰めていたフレックに当たってゴール。運が悪いとはいえ、中にしっかり二人入っている攻撃意識の高さも素晴らしいし、ジョーンズも対応があまりにもお粗末。ジョーンズの裏は前半終始狙われていたし、前への強さこそ見せていたもののポジショニングの悪さは健在で今後を考えざるを得ないパフォーマンスだった。でも移籍したら相撲リングみたいになりそう。

23分にはペレイラが中盤でボールをかっさらわれてカウンター。左から崩されて最終的にマクゴールドリックが勢いのあるミドルもGK正面。

その後も7本のシュートのうち5本が枠内に飛んでいたシェフィールドに対してユナイテッドのシュートはわずか1本のみ。激しいプレスと組織的な守備に苦しみ、全く思うようにプレーさせてもらえなかった選手たちの表情はかなり暗かった。

 

後半スタートと同時にリンガードをジョーンズに代えて投入し、慣れ親しんだ4-2-3-1で攻めの姿勢を見せようとした矢先の52分、左サイドでボールを受けたフレックが針の穴を通すようなワールドクラスのスルーパスをFWに提供。ボランチとCBの間でうまく受けたムセがこのボールを運び、遠目からスピードのあるミドルをゴール右下に沈めて0-2。これまたペレイラがボールを奪われたところから始まっており、この元ブラジル代表MFもクオリティの低さを露呈する結果となった。

2点差、決定機ほぼ0という絶望的状況だったが、今日のユナイテッドは少し違っていた。やっとエンジンがかかってきて、またシェフィールドが受けに回ってプレスの強度が落ちたこともあり中盤から前が活性化。若手主体のフレッシュさが見られるようになってきた。

72分、ついに均衡が破れる。右サイドを深い位置までえぐったジェームズがクロス。一度はDFに頭でクリアされるものの、こぼれ球をダイレクトでブランドン・ウィリアムズ!!

 

 リーグ2戦目のスタメン出場で初ゴール。ディフェンス強度に比較的苦しんでいたが目の覚めるような一発で試合の行方をわからなくした!

立て続けに77分、ペレイラと交代出場で右WGに入っていた緑木がラシュフォードのピンポイントクロスにうまく合わせて2-2!!!

このタイミングでボールが出る、としっかり感じられているところが完全にストライカーの動きだった。試合を振り出しに戻し、残り時間的にもこのまま逆転までもっていってほしい!

と思っていたらすぐ、79分に奇跡が起こる。この試合唯一といっていいほどの崩しでマルシャルとワンツーから抜け出したジェームズがマイナスにクロス。これを冷静にラシュフォード!!!!!

 信じられん。相手がガス欠で裏がスカスカであったとはいえ、10分弱で試合をひっくり返す力をこのチームが持っているとは。。。ただこの攻勢があまりにもうまく行き過ぎたというのがこの試合のさらなるドラマを作るきっかけになるとは、まだ誰も知らなかった。

残りの10分間を、試合を終わらせるために受けに回る決断をしてしまったユナイテッドに対し、シェフィールドはCBを下げて中盤を厚くし総攻撃に出る。ここでスールシャールはラシュフォードと2トップ気味だったマルシャルを85分に下げて怪我明けのトゥアンゼべを不慣れなアンカーとして投入する。この交代が結果的に凶と出てしまった。

後ろ重心になりすぎたユナイテッドは捨て身の攻撃に対応しきれない場面が増え、ついに90+0分、ゴール前の混戦でこぼれたボールを冷静に収めた途中交代のマクバーニーが鮮やかなボレーシュートで再び同点に。

流石に勝ち越すには時間も策も足りず、試合は3-3で終了。死力を尽くしたが、雨のナイトゲームは両者痛み分けで終わった。

 

 

個人的な感想として、各選手と監督のクオリティがはっきりした試合だったと思う。前半は明らかにユナイテッドというチームの戦い方を研究してきたシェフィールドになすすべなく、人選も怪我人の多さを差し引いても疑問符が残るものだった。ペレイラボランチ、ジョーンズのLCBを同時に試したらあかんやろ。相手が格上相手にホームでいい戦いをしているとわかっていながらあえて3バックを試したのだとは思うが、あのおもしろCBに守ること以上の期待をしたらいかんよ、攻撃につなげられるわけないやん。ペレイラもボールロストが多い選手なのはわかっていることだし、フレッジとのコンビでフィジカル勝負してくる相手にかなうわけがない。こういう試合はボランチがいかに気の利いたパスが出せるかが肝なんだからね。

後半かなりマシになったのは正直敵のおかげではあると思うが、リンガードの投入はうまくいっていたと思う。トップ下に入ってラシュフォード、マルシャル、ジェームズとポジショニングを入れ替えながらゴールに迫るプレーができていた。後半の頭から勝負に出て、それが機能していたところは評価できると思う。また、ペレイラに代えて緑木という選択もかなり良かった。4-1-3-2にして敵を押し込んだことで前半やられていたような嫌なサッカーを展開し、また前線の若手の攻撃パターンの多さが逆転までこぎつけた大きな要因であったことは間違いない。ほぼフォーメーションなんてあってなかったようなものだったけど(笑)

問題は2-3にした後。マルシャルを85分まで引っ張ったのは謎だった。守りに入るなら逆転した直後にDFやボランチの選手を投入するべきだし、トゥアンゼべを入れるならそれこそジョーンズの入っていたLCBとか、ウィリアムズを下げて4バックをキープしてもよかったのになぜアンカーのポジションだったのか。同じく上背があってボールを刈れるガーナーじゃダメだったのか。フォーメーションは変えずにそのままプレスをかけ続けてもよかったのではないか。リードした後に見せた両チームの後ろ向きな采配が試合をドロー決着にしたと思えてならない。

とにかく選手やファンにとって嬉しさより悔しさが残る結果になったのは間違いない。次節は決勝リーグ進出が確定しているヨーロッパリーグアスタナ戦。主力は来週のビラ戦に向けて休ませ、若手はチャンスをつかんでほしい。むしろベテランがしっかりしないといけないのかも、だけど。

 

オーレのリアクション

www.manutd.com

60分までは残念
(どうして標準以下のパフォーマンスだったか)特定できないこともある。しかし、シェフィールド・ユナイテッド の方が我々よりも勝利を求め、自分たちのプレーを信じていた。ちょっとした違いだが、我々は前半に枠内に1本くらいしかシュートを打てなかった。それは受け入れられない結果で、十分ではない。しかし、2-0になってからの反応はファンタスティックだった。

 

選手交代
2-0の状況では動かないといけない。恐れず、自分を表現して何かを起こさないといけない。ダンが試合を通じて初めて相手に囲まれながらも質の高いクロスを上げ、ブランドンの素晴らしいフィニッシュに繋がった。そしてメイソンもゴールを決めたので、今日のスコアラーの平均年齢は20歳未満だった。それは誇りに思えること。ブランドン、メイソン、マーカスにとっても、今日のカムバックは良い経験になっただろう。今回のようなスタジアムでは、簡単な試合にはならない。

 

総括
複雑な気持ちだ。試合の大半では良いパフォーマンスができなかったので、満足はできない。だが、選手の姿勢、状況を変えたプレーだったり、選手たちに何ができるかを示せた部分はある。チームが整っていれば、今日のような会場で、今日のような試合に勝てる。しかし、残念だった60分、70分までのプレーから学ばないといけない。

 

 

 

 

 

 

ポチェッティーノがスパーズ解任&モウリーニョが新指揮官に

プレミアリーグ2大ニュースを一緒くたにまとめてしまいました。

 

今月20日トッテナム・ホットスパーは電撃でマウリシオ・ポチェッティーノの解任を発表した。

 2014年の就任以降安定した成績を収め、リーグ制覇はならずも2016年にチーム史上最高位である2位でのフィニッシュや2018/19シーズンのチャンピオンズリーグ決勝進出に大きく貢献したポルトガル人指揮官は、今シーズンはリーグ戦現在14位、またファイナリストとして臨んでいたチャンピオンズリーググループステージでバイエルンに2-7というショッキングな敗戦を経験するなど苦戦していた。

スパーズ全体としては、昨シーズンの失敗を顧みたのか新戦力の積極的な補強に乗り出し、「ネクスト・ポグバ」と称されるフランス代表MFタンギ・デンドンべレジオバニ・ロ・チェルソ、ライアン・セセニョンなどを獲得していたものの、現戦力とのかみ合わせやケガに泣いた選手が多く、また絶対的ストライカーであるハリー・ケインとアジア最高選手とも評されるソン・フンミンの共存にも頭を悩ませ、思うようなフットボールを展開することができなかったシーズンであっただろう。しかし、5年にもわたってスパーズの再建に大きな功績を残し、昨年5月に2023年までの契約延長を勝ち取っていたことからもわかるようにクラブの信頼関係は厚いと思われただけに非常に驚きである。

 

という驚きから間もなくして、さらなる驚きがファンに待ち受けることになるとは…

 

同日にクラブはジョゼ・モウリーニョの就任を発表。

 どう見ても違和感…(笑)

 

どうやら現地のオッズは一番低かったようだが、自分にとってはかなりのサプライズであった。新しくマネージャーとなったこのポルトガル人(また!)は2018年にマンチェスター・ユナイテッドを解任されてからはSky Sportsのお抱え解説などの仕事をしながらオファーを待っているという状況であったが、1年経たずして現場復帰しプレミアリーグ3クラブ目の指揮をすることとなった。実績としては申し分ないものを残してはいたものの、「パーク・ザ・バスと呼ばれる守備的なシステムが現代的でないと批判されることもしばしばで、3シーズン目に必ず問題や成績不振にあい解任されるというジンクスを持っている。事実ユナイテッド在籍時には2シーズン目にリーグ2位という好成績を残したものの、アレクシス・サンチェスロメル・ルカクなど高額な移籍金で引き入れた選手たちを活かすことができず、またポール・ポグバをはじめとする選手との確執も報じられた結果オーレ・グンナー・スールシャール監督と入れ替わる形で解任されてしまった。

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https://www.independent.ie/sport/soccer/premier-league/manchester-united/romelu-lukaku-defends-jose-mourinho-and-reveals-what-life-is-really-like-under-the-manager-37181571.html

12月にはユナイテッドとの直接対決が予定されており、今後のマネジメントに非常に期待がかかる。スペシャル・ワン」トッテナムを悲願のリーグ初優勝へと導くことはできるのだろうか。

 

ここからは個人的に思ったことを。

モウ×スパーズ、正直かなりハマる気がするトッテナムのチーム課題としてなかなかサイドバックの守備的意識が上がらないこと、ハードプレスに長けたボランチが不足していることがあった。モウは守備的なタスクを選手に教え込むのは得意だから、この課題をいっぺんにクリアできるのではないかと思う。

問題はやはり選手のマネジメント戦術のアップデートSNSを派手にやっている選手

はあまりおらず、どちらかというと優等生が多い印象があるので扱いやすさはあるのかもしれない。デレ・アリダニー・ローズには少し手を焼きそうだけれども。

 

問題は後者で、現在適切な戦術やスタイルを確立できていないチームに新しいステレオタイプを植え付けることができるのかがカギになりそうではある。WGの厚さには定評があるもののソンとケインを並べて2トップ気味にしていたのも気になっていたし、相変わらず決まらないCBコンビの組み合わせにも違和感を感じていたので、そのあたりの改革や補強をどうしていくのかとても興味がある。

 

初陣はアウェーでウェストハム、また12月は厳しい試合日程が続くが、どんなサッカーを見せてくれるのか。復活か沈没か、今後のスパーズのパフォーマンスに期待しよう。

 

インターナショナルマッチブレーク中のチーム情報アップデート

www.manutd.com

マンチェスターで行われた中断期間中の練習に、若手や代表に選ばれていない選手たちが参加した。ドバイでのトレーニングを終え、キャリントンに戻ってきた形になる。

ナショナルチームに参加している主な選手はイングランドマーカス・ラシュフォード、ハリー・マグワイアをはじめ、ビクトル・リンデロフ、ダニエル・ジェームズ、ダビド・デ・ヘアなどが各代表のユーロへの参加を果たすために高パフォーマンスを見せた。特にラシュフォードとジェームズはチームでの好調をそのまま維持していた印象

 

怪我人の多さに悩まされていたユナイテッドだったが、3人のプレーヤーが次節のスカッドに復帰する可能性が出てきた。

最もプラス要素が大きいのはルーク・ショーだろう。8月のクリスタル・パレス戦以来戦列を離れていたイングランド人SBはフルメニューをこなし、完全復活が近いことを示唆した。ただ、ブランドン・ウィリアムズが直近のリーグ戦を含めて好調なパフォーマンスを継続しているため、スタメンの座が安泰かというとそういうわけではなさそう。

また、ネマニャ・マティッチアクセル・トゥアンゼベも同様に練習メニューをすべてこなした。マティッチは前節に負傷してしまったスコット・マクトミネイの代わりにボランチを務めることになるのだろうか。トゥアンゼべも引き分けに終わったリバプール戦のアップ時に負傷してしまった時以来のスタメン復帰を目指す。CBは意外と層が厚いが、個人的には一度ビッグマッチで見てみたい選手の一人だ。

その他にリカバリーメニューをこなしたのはエリック・バイリ―ティモシー・フォス=メンサーディオゴ・ダロトの3人だ。次の試合での復帰は難しいと思われるものの、時期が近いということは確かであり、最終ラインのオプションが増えることは間違いないだろう。

先述したスコット・マクトミネイとポール・ポグバは未だ練習を開始しておらず、前者に関してはあと3週間、後者は12月以降の復帰をそれぞれ目指している。

 

代表ウィークで充実した時間を過ごした選手も多いし、戦列に戻ってくる選手も増えているので、シェフィールド戦はかなり楽しみ!