私的採点 ボーンマス戦
あーあ、な感じのボーンマス戦の私的採点。
GK デヘア神 6.5
毎度毎度ありがとうございます。ほんと、うちの若い衆が気合入ってなくてすんません。キックもあの状況じゃあ責められるもんでもないね。
LSB ヤング 4.5
相手の攻撃の起点はずっと右で、つまりヤングのサイドだった。ハリー・ウィルソンにうまいことあしらわれてしまっていた。経験値ではごまかせない能力不足感が露呈する厳しい状況に。ファーストチョイスはウィリアムズなのかもしれない。
CB リンデロフ 5.5
特に間違ったことはしていなかったが、攻撃時のビルドアップやフィードなど、調子のいい時にできていたことができなくなってしまっていた。守備の面ではフィジカルのあるCF二人にうまく対処してた。
CB マグワイア 5
らしくない消極的なシーンが目立った。コーナーなどでも脅威になることができず、もどかしい試合展開を象徴するようなプレーだった。
RSB ワン・ビサカ 5
守備に関しては失点シーンを除いて特に問題なし。ジョシュア・キングにスーパーゴールをぶち込まれたところではミスマッチになっており、タックルの強さを披露できる土俵ではなかった。だが、持ち前のリズム感や独特なボールコントロールを攻撃に活かすことはできず、パスも精彩を欠いた。弱点が露呈する感じに。
LWG ラシュフォード 6.5
左サイドでストレスなくプレーしていた。ボールタッチやスピード感などのストロングポイントを取り戻し、相手DFに脅威を与えていた数少ない選手の一人だった。
CMF マクトミネイ 5
対人プレーや推進力では輝きを見せたもののパスの精度を欠き、相手の攻撃の起点を潰す働きをすることができなかった。リーダーシップも雨風に流されてしまっていた。
CMF フレッジ 5.5
相手のフィジカルとプレスの強さに苦しみらしさを出せず。後半の終盤にチームが前がかりになってからは、アシスト未遂などゴールのにおいをかすかに感じさせるプレーだった。
OMF ペレイラ 4
前半の序盤こそパッションと小気味よいドリブルでチームに活力を与えていたものの、徐々にスケルトンになっていった。未だユナイテッドのレベルでプレーできる選手であることを示せずにおり、そろそろ潮時かもな。
RWG ジェームズ 5.5
こちらも輝きを見せられたのは前半の最初半分のみ。ボールが来なかったというのも不運だったが、後ろのスペースを使われて攻撃を食らう場面も多く、守備のタスクをこなせていなかったと言われても仕方がない出来だった。
CF マルシャル 5
今節は悪い方の側面が浮き彫りになる展開に。前線からのプレスの中途半端さが相手にとってはやりやすかっただろうし、盛んに中盤に降りてボールを要求するも味方とのイメージが合わずにスペースを消してしまっていた。PKを獲得できそうだったのが数少ない評価ポイント。
SUB リンガード(68分in) 6
ここでリンガードかあ、となった割には、ペナルティエリアの近くを盛んに動き回って前線を活性化させていた。ペレイラがあまりにもひどかったというのはあるけど、ゴールを意識させるプレーが多くみられた。
SUB グリーンウッド(80分in) 4.5
交代直後の決定機をポストに当ててしまった。どうしてもあれが入っていればとうマインドになってしまうのがかわいそうではあったが、ストライカーなら沈めないとね。何かを変えようと必死だったが、時間が足りなさ過ぎた。
SUB ウィリアムズ(80分in) 5.5
エネルギーあるプレーでチームを活性化。ショートコーナーなど機転を利かせる動きもありかなり頑張っていたが、これまた時間が足りなさ過ぎた。
こうやって振り返っても、やはり策のなさと交代のタイミングの遅さが如実に試合展開に表れてるね。選手のクオリティを見れば、適切なマネジメント、戦術で必ずもっと上に行けるはずなんだけど。少なくとも10位にいるチームではないよなぁ。
上位5チームのうちまだ対戦していないシティを除く4チーム(リバプール、レスター、アーセナル、チェルシー)には無敗(2勝2分)だというのが面白い結果だと思う。オーレにはやはりモチベーターとしての素質はあるのかもしれないと捉えるのが正解なのかもしれないが、それじゃあ劣化版クロップになっちゃうんだよね。なんやかんやで勝てるチームと、なんやかんやで勝てないチームの差はかなり大きい。面白くないサッカーで勝てなかったモイーズ、戦術しか教えられなかったファン・ハール、勝てるけど面白くないサッカーのせいでチームを追われたモウリーニョ。。。巷ではニコ・コヴァチがバイエルンから追い出されたとか。OB崇拝もいいし、監督交代ばっかしてもダメだという声もあるけど、客観的に長期政権任せられないとなったらすぐ見切りをつけるのも必要だと思う。
あえて言おう、オーレはダメダメであると。